30代に限った話では無いんですけどね。不調を感じたら全世代の方に病院受診してほしいです。
でも、30代って特に危なっかしいお年頃だと思ってあえてタイトルに入れました。
いや、実はね、
私(33歳)最近とんでもない体調不良に見舞われていたのですよ。
今回は同世代の方に健康を見直すきっかけにしていただければと思い、私の体験談を綴らせていただきます。
- 最近体調がイマイチ…まあ、疲れてるだけかな
- 仕事や子育てが大変!自分の事は後回し
- まだ自分は若いし病気なんて無縁
心当たりのある方、結構多いのでは?
実は私もそうでした(笑)
30代、難しいお年頃
もちろん健康は老若男女全ての人が気を付けるべきテーマです。
しかし、今回何故あえて30代に警鐘を鳴らすのか?
まずは、その理由をまとめてみました。
①慢性的に疲れていて不調に気づきにくいから
基本的に疲れているのがデフォルトになっていませんか?
以前は一晩寝ればスッキリしていたのに、最近は寝ても体が重い。
肩も凝るし目はかすむし、なんだか頭も痛いような。。
常にどこかしらおかしいので、いつもより調子が悪くても
歳だからしゃーないか
最近忙しかったし
とスルーしてしまいがちです。
②何かしら背負い始める時期だから
30代って公私ともに脂がのってくる時期じゃないですか?
社会人になって10年目くらい。重大なプロジェクトとか任されたりして。
人によっては昇進して部下がいたりなんかして。
一方で家庭を持ち始める方が多い時期でもあります。
自分のことは後回しで家事・育児に奮闘されている主婦(主夫)の方も多いのでは?
家や車など大きな買い物する事も多い年代ですよね。
確かに充実はしてるんだけどさ
プレッシャーも半端ないんだよね
自分を気遣う余裕など物理的にも精神的にもありません。
③まだまだ若いと油断しているから
* FineGraphicsさんによる写真ACからの写真
最初の項目とは矛盾しておりますが(笑)
会社勤めの場合は全員毎年健康診断受けますが、国保の健康診断って40歳以上が対象なんですよね。
あとは「糖尿病 なりやすい人」とかで検索すると一番上に「40歳以上」って書いてあったりとか。
皆なんとなく「30代で病気なんてしないでしょ!」と思ってる部分がある気がして。
むしろそう思いたいというか。。(笑)
私も今年は健康診断受ける気なかったです(笑)
私を襲った体調不良
でも、先月の半ばごろから体調がすこぶる悪くなってしまいまして。
- 頭痛・めまい
- 微熱
- 左腕のしびれ
このような症状に悩まされておりました。
最初はたまに調子が悪くなる程度だったのですが、だんだん頻度も症状も悪化していき寝込むこともしばしば。
精神的にも不安定で、子ども達にも些細な事でイライラ。本当に申し訳ことをしてしまいました。
最初は「スマホの触り過ぎかな?」「寝不足かな?」「運動不足かな?」と思い、まずは生活習慣を改善して様子を見ていました。
しかし症状は全く改善せず。
もしかして糖尿病?
こんな不安も頭をよぎり、近所の内科を受診しました。
私の家系は母・祖母ともに糖尿病。
祖母に至っては白杖をついて人工透析に通うほど重度でした。
さらに、私自身も妊娠糖尿病になったことがあります。
自分が糖尿病になりやすい体質であるという認識はあるので、それなりに情報収集もしていました。
糖尿病の合併症に「糖尿病神経障害」という手足に痺れが出る症状があるので、それが発症したのではないかと考えたのです。
↓ 「糖尿病の合併症」および「糖尿病神経障害」についてはこちらのブログにわかりやすく書いてあります。
内科を受診!結果は?
私の体調不良の原因。それは…
- 五十肩
- 胆のう炎
でした(笑)
血液検査もしましたが、糖尿病ではありませんでした。
朝ごはんをがっつり食べて行った後の採血だったので余計不安でした(笑)
まずは良かったです!
そーゆー問題じゃないし「HbA1c」という数値(過去1~2か月間の血糖値を反映)を見れば朝ごはんの影響なんて関係ないのですがね(笑)
血糖値が99、HbA1cが5.1で両方とも問題なしでした!
因みに他の項目に関しても全て正常値で血液検査に関しては先生から「100点満点」と言っていただけました(笑)
にしても30代で五十肩とか…凹む(笑)
先生も「五十肩だね!33だけど(笑)ハハッ!」と言っていました(笑)
胆のう炎の方も地味にショックでした。
「胆のう炎 なりやすい人」で検索すると、「40代以降の肥満の女性」とか出てくるからです(´;ω;`)
私30代前半ですよ。
実はそんなに太ってもいませんよ。
痩せてもいないけど(笑)
気になる治療の方法は
- 五十肩 ⇒ 注射打って終了
- 胆のう炎 ⇒ 服薬&食事制限(脂質を控える)
という感じです。
服薬と食事制限は今も続けていますが、
既に頭痛も腕の痺れもほぼ無くなっています。
因みに食事制限はなかなか辛いです(笑)
もともと糖質は気を付けていたのですが、脂質もダメとなると本当に食べるものがありません。
でも色々と工夫を凝らして頑張っています。
今回の件で学んだこと
今回の件で色々と反省したことがございますのでまとめておきます。
①極端な食生活は危険
私、糖質にはちょっと気を使っていたんですよ。
晩御飯は主食を抜いたりとか。
でも私は食いしん坊。どうやって満足感を得ていたかといいますと
- お肉
- チーズ
- ナッツ
この辺りを結構食べてしまっていたんですよね(;´∀`)
ぶっちゃけ脂質に関しては全く気にしていませんでした。
お肉ならいくら食べてもいいと思っていました(笑)
この極端な思想が胆のうを追い詰めていたのかもしれません。
②生活スタイルの変化には注意
* FineGraphicsさんによる写真ACからの写真
2月頃までは仕事をしていた私。
会社がへんぴな所にあった事、仕事自体も体を動かすことが多かった事から毎日2万歩近く歩いていました。
ところが、退職してからはほとんど歩かなくなってしまいました。
歩いて行くのは徒歩2~3分以内のスーパーやドラッグストアのみ。
下手したら家の前まで来る幼稚園バスの送り迎えしか外に出ないことも。
おまけに夜は2時3時までブログを書いて夜更かししてしまうことも多々あります。
急激な運動不足による筋力の低下。
さらに生活リズムの乱れも加わり自律神経の乱れを招いてしまった可能性は否めません。
今回の体調不良の直接の原因では無いかもしれません。
しかし、何らかの悪影響を及ぼしていた可能性は十分に考えられます。
③早期発見は大事
*FineGraphicsさんによる写真ACからの写真
実は私の母は同じように胆のう炎にかかり、胆のうを摘出しています。
みぞおちに激しい痛みがはしる「急性胆のう炎」になったためです。
胆のう炎は胆のうの中に胆石が出来る事によって生じるのですが、胆石が出来ていても自覚症状がない人も多いのだとか。
そしてある日突然、急性胆のう炎で入院・手術なんてことにもなりかねないのです。
今回はエコー検査を受けて見つかりました。
もし検査を受けていなければ、私も母と同じ運命をたどっていたでしょう。
大事に至る前に手を打てたし、自分にリスクがあると認識するだけでもだいぶ違うと思います。
やはり、不調を感じたら病院へ行く、定期的に健康診断を受けるって大事だと思います。
最後に
30代の皆様!忙しいのはわかってます。余裕が無いのもわかってます。
でも、倒れたらもっとヤバい事になります。お金もかかります。
- なんでも「適度に」食べるバランスの良い食生活を心がける
- 運動、睡眠も大事!生活リズムを整える
- 不調を感じたら、早めに病院で検査する
言うは易しだなと自分で書いていて思います(笑)
私自身、仕事を辞めていなかったら病院行ってなかったかもしれないですし。。
とはいえ、家族、仕事、ローン(笑)、大事なものいっぱい抱えた30代。
だからこそ自分の体もしっかり管理していきたいものですね。