不器用母ちゃんのごまかし術

育児や日常生活でのお悩み・疑問へのゆるーい対処法をまとめています。

転勤族の妻は孤独?コミュ障でも楽しく暮らすコツ

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早いもので関東から北海道に移住して1年が経とうとしています。


我が家はいわゆる転勤族。


今回の引っ越しは夫の転職によるものでしたが、実は前職でも転勤の経験があり、結婚してから2~3年おきに引っ越しをしている感じです。


さらに言えば今後も2~3年おきに転勤がある模様。

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まつこ

でも転勤族の妻って結構な孤独を感じるんですよね~。

私コミュ障だし余計ね(笑)


最初の転勤で引っ越したばかりの頃は、長男を出産したばかりということもあって大人との会話に飢えていました。


そんな私ですが、今は意外と楽しく(少なくとも孤独は感じずに)過ごしています。

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まつこ

という訳で今回は転勤族の妻が陥りがちな「孤独感」について掘り下げていきたいと思います。



なお、この記事は「近所の方と打ち解ける方法」や「ママ友をつくる方法」については一切書いていません。

むしろ、一人でも孤独を感じずに過ごす方法について書いているのでご注意ください



転勤族の妻は孤独なのか?

私の場合は、今は孤独ではありません。

ただ、転勤生活で一度も孤独を感じたことが無いかと言われるとそうではありません。

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まつこ

どういった場合に私が孤独を感じたのか?

まずは我が家の転勤生活を振り返ってみたいと思います。

①都内某所で夫と二人暮らし


滞在期間:2年間半

結婚前から住んでいたアパートにそのまま住んでいました。

夫も私も普通に仕事しているので孤独もなんもありません。

そしてそのまま長男を妊娠・出産。

因みに同じ建物に住んでいるアパートの大家さんが超絶良い人で、出産後に今治タオルと赤飯を持ってきてくれました。



②夫の転勤で札幌へ引っ越し


滞在期間:2年間

長男が生後3カ月の時に転勤。

たまたま育休中だったので私も付いていくことに。

(育休中じゃなかったら多分付いてってなかった)

長男も赤ちゃんだったし、夫の帰りも遅く、引っ越し直後はとても孤独でした。

半年以上経って、たまたま支援センターで声をかけてくれたママたちと友達に。

そこから毎日がめちゃくちゃ楽しくなりました。

彼女たちには、次男妊娠中~出産後もめちゃくちゃサポートしてもらいました。



③夫の転勤で横浜へ引っ越し


滞在期間:3年間半

長男が2歳、次男が生後1~2カ月の時に転勤。

夫が元の勤務先に戻ることに。

私も翌年4月から職場復帰。

育休中は結構孤独でしたが、会社の同期とかがたまに遊びに来てくれたので札幌にいた時よりマシ。

子どもが保育園行き始めてからもママ友は結局できなかったけど、仕事が多忙だったためか寂しかった記憶は全くありません。

いや、正確には記憶自体が全くありません(笑)



④夫の転職で北海道へ引っ越し


滞在期間:?(多分2~3年)

夫の転職で再び北海道へ、現在に至ります。

今回は全く孤独感はありません。

子ども達はある程度大きくなっているので話し相手になるし、

園行事や習い事で外に出る機会がちょいちょいあるので意外と忙しいです。

ん?ママ友?い…いないけど(笑)

でも、友達がいなくても楽しく過ごせているので問題ありません。


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まつこ

子どもが小さい頃はどうしても孤独を感じやすかったですね。

転勤族の妻が孤独を感じやすい条件

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自らの体験を踏まえて、転勤族の妻が孤独を感じやすい条件をまとめてみました。

  • 話し相手がいない
  • 外に出ない(出られない)
  • 仕事・趣味などが無い

この3つが揃うと危険かな~と思います。

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まつこ

ていうかこれは転勤族というより産後ママが陥りがちなシチュエーションにも似ている(笑)

ただでさえ産後は孤独。

自分の地元や慣れ親しんだ街であれば親族や友達がいたりと多少救いようはあるけど、転勤で全く知らない場所に行くと本当に孤独なんですよね。


逆に子どもがある程度の年齢になれば、強制的に会話もしないといけないし、外にも引きずり出されますから比較的孤独は感じにくいと思います。

その代わり気疲れしたり、面倒なことも多いけど…。



子どもが小さい場合もそうですが、逆に

  • 子どもがいない場合
  • 子どもが大きくなって手がかからなくなった場合

も孤独を感じやすい気がしています。

あくまで推測ですが。


コミュ障な転勤族の妻が楽しく暮らすためのコツ

では、どうすれば孤独を感じずに楽しく過ごすことが出来るのか?

私自身が実践したことを中心にまとめてみました。

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まつこ

因みに私は極度の人見知りです!

だから「自分から話しかける」「サークルに参加する」といったアドバイスはありませんよ!!

とりあえず外出してみる

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子どもが小さい頃は、1日1回は外出するようにしていました。


荷物の準備や授乳が大変なので、そんなに遠出はできませんでしたが息子を抱っこ紐に入れてウロウロ散歩していました。


最初は近所のスーパーで買い出し、本屋さんや100均をウロウロ、ちょっと遠めのホームセンターに行ってみたりって感じです。

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まつこ

ずっと家にいると気が滅入るのでシャバの空気を吸いに行くって感じでしょうか(笑)

これだけでもかなり気が紛れます!

特に地方なんかだと、子ども連れて歩いているだけで近所の方(年配の方が多いかな)が話しかけて来てくれたりしますし。


少し慣れてきたら子育て支援センターや公園にも行くようになりました。


友達を作ろうと思わない

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子育て支援センターに通い始めたころは、「ママ友できたら良いな~」なんて下心(?)を持っていたのですがそんな簡単にできるものではありませんよね。


タイミング次第では、既に仲良しグループが出来ていて自分と息子だけがポツンとしてしまい余計孤独を感じてしまったり。


無理して話しかけても会話が続かず気疲れしてしまったり。

支援センター帰りに消耗した自分を労うためにコンビニスイーツを買って帰るってあるあるだと思ってる(笑)

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まつこ

なので、途中から諦めることにしましたよ(笑)

  • 色んなオモチャで子どもを遊ばせる
  • 身体測定をする
  • スタッフさんに悩み相談をする
  • 子どもを夜寝かすために疲れさせる


こんな感じの目的を持って(自分に言い聞かせて)通うようになっていました。


そうすると周りのことが気にならなくなり自分の気持ちが楽になります。


それでも疲れてしまった時は、人が少なそうなタイミングを狙って行ったり子どもと二人で公園に行ったりしていました。

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まつこ

こんなスタンスで支援センター通いをしていたら、札幌では運よく友達が出来ました!

自分からはアクションを起こしておらず、たまたま話しかけてもらえただけなんですけどね。

完全に運任せなので、当然ながら最後まで友達が出来ないリスクもあります。

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まつこ

何なら今も、幼稚園の参観日や習い事の付き添いにはこのスタンスで挑んでいますが、友達と呼べるほどの方は出来ていません。

とはいえ、皆さんにこやかに挨拶してくれますし、必要な情報を教えてくれる方もいるので困ってはいません。


雑談力が皆無なので話に花を咲かせることはできませんが、その分子どもの様子を見ることに集中できるのでそれはそれで満足しています。


趣味やボランティアを始めてみる

お子さんが未就園児の場合は難しいかもしれませんが、一人の時間がある場合はおすすめです。

私の場合はブログとお絵描きですかね。

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まつこ

一人の時間、いくらあっても足りね~!!ってなりますよ(笑)

私の友達で、旦那さんの転勤を機に専業主婦になった方(当時お子さんいなかった)は「ワインの勉強を始めた」と言ってました。

ご夫婦で楽器も嗜んでいたので、旦那さんと一緒に近所の幼稚園でミニコンサートしたりもしていたようです。


一人時間が長い方はその時間を活用して、気になっていた趣味にチャレンジしてみるのも素敵ですね!


仕事をする

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これは孤独を紛らわすという意味では一番効果があるんじゃないでしょうか。


仕事してる時は仕事のことでしか悩まないので友達いないとかどうでもよくなりますからね(←言い過ぎか)。


良いか悪いかはさておき、職場で人間関係できるから寂しくはないと思います。

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まつこ

とはいえ、転勤族の妻は引っ越しの度に仕事探ししないといけないので大変ですよね…。


面接受けるのはもちろん、新しい仕事&職場の人間関係に慣れるのもしんどい気がして、私は今のところ働いていません。

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まつこ

でも間違いなく孤独は紛れるのでやる気ある方にはおすすめです!


因みに私は引っ越しの影響を受けない在宅ワークを細々とやっています。

なお、あまり稼げてはいない。楽しいけど。


クラウドワークスってサイトでお仕事探してるよ!!

crowdworks.jp


SNSで人と交流する

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私が現在孤独を感じずにいられるのはSNSの力が大きいのではないかと思っています。


もともとブログのアクセスアップのためにTwitterを始めたのですが、お陰様で沢山の人と交流することが出来ました。

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まつこ

意外と道内の方と関わることも多く、移住に必要なことを色々と教えていただけました。


とはいえ、私はネット上でもコミュ障を遺憾なく発揮しており、特に最初のうちは自分から他の人に積極的に絡みにいけず…。

毎日何気ない事をツイートしていたら優しい方々がコメントをくれたりして、少しずつやり取りが出来るようになりました。

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まつこ

肝心のブログのアクセス数アップに貢献したかはさておき(笑)、自分の知らない世界をチラ見できるのは面白いです!

古い考えの人間なのでSNSってなんとなく抵抗あったのですが、皆やった方が良いと思います。本当おすすめ。

あ、いきなりダイレクトメッセージ送ってくる人だけは無視しといた方がいいと思う(笑)


転勤族ならではの人間関係のメリット

私のようなコミュ障にとっては一見辛そうな転勤生活ですが、実はメリットもあるんです。

馴染めなくて当たり前だと思える

地方に行けば行くほど、生まれた時からこの土地に住んでいるって方が多かったりするもの。

ご近所さん、あるいは子どもの幼稚園や学校の保護者たちが既に顔見知りってケースも多々あります。


いかにも疎外感を感じてしまいそうなシチュエーションのようですが、実はそうでもないんです。

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まつこ

だって知らない人ばっかりなんだから馴染んで無くて当然じゃん!

仮に自分の地元にいた方が、知り合いばかりのはずなのに馴染んでいなくて寂しい気がする(笑)

むしろ過去の人間関係を引きずっていない知らない土地の方が、堂々と一人で動けるので気楽です。


定期的に人間関係をリセットできる

ずっと同じ土地に住んでいるとそれなりに知り合いも増えてきますよね。


自分と気が合う人であれば問題無いのですが、皆が皆そうとは限りませんよね。


ちょっと合わないな~と思う人がいても近所でよく顔を合わせたり、子どもと同じクラスの親御さんだったりすると関わらない訳にはいかないし。


そんなちょっと面倒な人間関係も異動の度にリセットできるのは転勤族のメリットだと思います。

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まつこ

実際には(そこまで深入りしないから)そんな人そうそういないんですけどね。

でも、数年でリセットできると思うと、気負わずに人付き合いが出来そうですよね!


コミュ障でも考え方次第で転勤族の妻を楽しめる

転勤を言い渡されるような職種のサラリーマンって、大体激務って相場が決まってますよね。


なので、どうしても奥さん(配偶者)は1人で(あるいは子どもと自分だけで)家にいる時間が増えがちです。

  • 家にこもっていて世の中から置いて行かれたような気分になる
  • 周囲と積極的に関わろうと気負い過ぎて、思うようにいかないことに自己嫌悪


こんな感じで孤独・焦りを感じることもあるあるなので、「適度に世の中と関わりつつ」「一人の時間も充実させる」ってことが重要なのかな~と思っています。


考え方次第では気楽な面も多い転勤族なので、楽しく過ごせたらいいな~と思っています。