**Dandelion3さんによる写真ACからの写真
今回は巷で「高い」とウワサの『レゴランド・ジャパン・リゾート』のコストについて掘り下げます。
1月の連休でレゴランド・ジャパン・リゾート(以下、レゴランドと記載)に行った来た我が家。
しかし、そのことを周囲に告げると「え、あそこ行ったの?www」と冷ややかな反応。
理由は色々あったのですが、その中の1つに「高い」というものが。
正直、内容自体は楽しくて不満とか無かったのですが、お値段的にはどうなんだろうと気になりまして…。
そこで、今回は「レゴランドの料金は高いのか?」徹底分析しました!
暇かよ(笑)
1番お得なプランなんかも検討していますので参考にしていただければ幸いです。
※おことわり※
これは2020年1月に投稿した記事を手直ししたものです。
そのため、記事中の金額等は当時の情報に基づいています。
可能な限り追記・修正していますが、最新情報は公式HPでご確認ください。
(2020年9月3日)
こだわりが詰まりすぎて長いんで、必要な所だけ読んでくださいね(笑)
分析してみてわかったこと
詳しくは後述しますが、以下の3点が明らかになりました。
- パスポートは7日以上前に購入しないと損!
- 『レゴランド・ホテル+2DAYコンボパスポート』のプランが1番お得!
- ホテルの夕食バイキングはつけてもつけなくていいかも
(子ども料金が比較的割高)
根拠が気になる方は、続きをご覧ください。
今回かかった旅行費用
レゴランドホテルの宿泊予約サイトから、以下のプランで予約しました。
夕食&2DAYコンボパスポート付
- 部屋タイプ:パイレーツプレミアム
- 大人:2人、子ども:2人
- 宿泊数:2泊(2020/1/11-2020/1/13)
- 料金:131,690円(税込)
※現在(2020年9月1日時点)、新型コロナウイルス感染防止のため夕食付きの宿泊プランはありません。(レストラン利用自体は可能)
上記プランには以下の費用が含まれています。
- 2DAYコンボパスポート代
- ホテル宿泊代(朝食含む)
- 夕食バイキング代
もちろん、セットにするとお得になります。
しかし、他の施設との比較もしたいので、まずは各項目について単体価格を分析してみます!
レゴランドと他の施設の価格を徹底比較
それでは、各項目について関東圏の主要なスポットと比較して、価格の妥当性を検証していきます。
パスポート代
さすがに2DAYコンボパスポートの単体売りは無いので、1日分の1DAYコンボパスポートで考えてみます。
1DAYコンボパスポートのお値段は以下の通り。
1DAYコンボパスポートでは以下の施設が利用可能です。
- レゴランド(途中退場&再入場何度でもOK)
- シーライフ(1日1回限り)
シーライフをあきらめ、1DAYパスポートにすれば1人あたり500円浮きます。
ただし、シーライフ単体の入場料は…
大人:1,700円/子ども:1,300円
※7日以上前に購入した場合の価格
※子ども料金は3~12歳に適用
と割高なので、子どもが急に行きたがることも想定してつけておくのが無難かなと感じます。
シーライフってホテルの真横にあるから目に入っちゃうんですよ。
時間無くて行けませんでしたが、うちの子も行きたがっていました。
加えて、1DAYパスポートの場合はレゴランドへの再入場も出来なくなってしまいます。
途中でご飯食べに行ったり、ホテルで休んだりできるので、やはりコンボがおススメです。
ではここで、入場料について首都圏の主要テーマパークと比較してみましょう
◎レゴランド・ジャパン
大人:5,100円
子ども(3~12歳):3,900円
大人:7,500円
子ども(4~11歳):4,900円
大人:3,800円
子ども(3歳~高校生):2,700円
大人:2,200円
子ども(1歳~):2,200円
大人(16歳以上):1,950円
園児(3歳~):4,200円
※キッザニア東京は2部構成の完全入れ替え制なので休日第1部(9:00~15:00)利用と仮定
個人的な見解ですが、レゴランドの価格が、特別高いようには感じません。
2日間遊びましたが、飽きることなく遊べましたし、ディズニー以外のテーマパークよりは規模的にも大きいので高くて然るべきかなという印象。
個人的にはアンパンマンミュージアムとかの方が割高に感じる(笑)
レゴランド、正直、我々家族はディズニーより楽しめましたが、ディズニー様は、やはり規模感やアトラクションの作り込まれ具合が違います。
パレードやショー、営業時間も考慮するとレゴランドの入場料はディズニーの60~80%位が適正な気がします。
レゴランドの1DAYコンボパスポート料金のディズニーの1デーパスポート料金に対する割合を計算すると、
(オフピーク、7日以上前に購入で)
大人料金が68.0%、子ども料金が79.6%
シーライフを除いた1DAYパスポート料金の場合
(オフピーク、7日以上前に購入で)
大人料金が61.3%、子ども料金が69.4%
まあまあ妥当な価格設定であると感じました。
ただし、これは「オフピーク時、7日前購入」の話。
「ピーク時、当日券購入」だと話は全然変わってきます!!
1DAYコンボパスポートの場合
大人:7,600円
子ども(3~12歳):5,100円
(ピーク時、前日・当日に購入)
なんと日本一のテーマパークである東京ディズニーリゾート様を超えています。
これはどう考えても高いです。
因みにピーク時でも7日以上前に予約すれば、20%割引になります(オフピーク時は10%割引)。
おそらく、事前予約ありきの価格設定だと見受けられました。
レゴランドに行く人は「7日以上前に購入!」が必須です!!
「早めの購入でお得♪」では決してありません。
「遅めの購入だと損」なのです。
ついでに、シーライフについても首都圏の水族館と入場料を比較
◎シーライフ
大人:1,700円
子ども(3~12歳):1,300円
大人:700円
子ども(小学生以下):無料
大人:1,350円
未就学児(4歳~):300円
大人:2,200円
未就学児(4歳~):700円
大人:2,050円
未就学児(3歳~):600円
とりあえず無茶苦茶高いことがわかりました…。
別料金払っていくのはやめましょう(笑)
ホテル宿泊代
レゴランドホテルの宿泊のみの費用(※)を我々が予約した条件に限りなく近い条件で調べてみました。
※ただし朝食付き。朝食なしプランは無いので。
結果がコチラ。
4名(大人2人、子ども2人)1室
1泊朝食付き:48,000円
※部屋タイプ:パイレーツプレミアム(ビューではない)
※2020年2/29(土)~3/1(日)に利用した場合
因みにホテルの部屋はビュー(窓からレゴランドが見える側)か否かで価格が変わります。
我が家は安価なビューじゃない方を選びました。
では、宿泊費についても関東圏のホテルと比較してみます。
いずれも一泊朝食付きです。
◎レゴランド・ホテル:48,000円
※2019年のお盆に実際に利用したときの価格
◎変なホテル舞浜東京ベイ:36,300円
※2019年のお盆に実際に利用したときの価格
◎東京ドームホテル:59,400円
(リュウソウジャールーム、ショーチケットなし)
※平日チェックアウトの場合
(休日チェックアウトの場合はショーチケットつきのプランしか選べないため)
※上記は2020年1/30(木)~1/31(金)に利用した場合(他日程は既に空きがなく)
※3歳以上は添い寝不可(よって料金かかる)
◎ディズニーランドホテル(美女と野獣ルーム、1~2階)
土曜チェックインの場合:96,000円
※2020年6/27(土)~6/28(日)に利用した場合(週末に関しては他に空きがなく)
日曜チェックインの場合:64,700円
※2020年6/28(日)~6/29(月)に利用した場合
※子どもは2人とも添い寝と仮定
※多分朝食なし(公式サイトには宿泊&朝食のみのプランて無いっぽい)
子どもが喜びそうな宿泊先をセレクトしてみました。
(変なホテル以外はキャラクタールームがあるので、そちらを選択)
まあ、ディズニー様は別格なので置いておくとして(←では何故書いた)、他の施設とはいい勝負かなという感じです。
場所柄でしょうが、リュウソウジャールームよりも10,000円ほどお安い!
夕食バイキング代
レゴランドホテルで夕食バイキングのみ利用した場合の価格がこちら。
大人:4,100円、子ども:2,000円
高いな~!
一応他のホテルビュッフェと比較してみました。
ファミリーでの利用が可能な比較的安価な所をセレクトしました。
大人:4,500円、幼児:1,100円
※桃の節句お祝い企画(2020年3/1~3/3限定)のディナービュッフェ
※3/1(日)に利用した場合の価格(土日祝価格)
◎カフェダイニング パームツリー
(ベストウェスタン 東京西葛西)
大人:2,300円、幼児:500円
※ファミリーディナーバイキング利用の場合
◎スーパーダイニング リラッサ
(東京ドームホテル)
大人:4,950円、幼児:1,100円
※イタリアン&チャイニーズフェア期間(2020年1/6~3/18)に利用の場合
大人料金に関してはそこまで高いって感じではありませんが、子ども料金はお高めですね。
子どもが主役の半分テーマパーク的なレストランなので仕方ないとは思いますが、やはり高い!!
個人的に食べ放題は好きですし、子ども達も喜んでいたので、今回の旅行で夕食バイキングを利用したことは後悔していません。
でも次回があるなら別のところに行くかな~と思っています。このレストランは朝食でも利用できますので…。
セットプランだといくらお得?
では、上記3項目(パスポート代、宿泊代、夕食代)を単純に合計してみましょう。
まずは我々が利用した2泊3日バージョン。
①2DAYコンボパスポート代
大人料金:5,100円×2人=10,200円
子ども料金:3,900×2人=7,800円
(10,200円+7,800円)× 2日=36,000円
②ホテル宿泊費
48,000円×2日=96,000円
③夕食バイキング代
大人料金:4,100円×2人×2日=16,400円
子ども料金:2,000円×2人×2日=8,000円
16,400+8,000=24,400円
合計:①+②+③=156,400円
今回のプランの料金が131,690円なので、セット価格にすることで24,710円お安くなっていました。(約16%OFF)
2泊分だとわかりづらいので、1泊の場合も計算してみました。
「夕食無しバージョン」と「夕食有りバージョン」で計算してみたよ!
★夕食無しバージョン★
プラン料金:68,000円
合計金額(※1)との差額16,000円
※1 ①+②=84,000円
★夕食有りバージョン★
プラン料金:78,440円
合計金額(※2)との差額17,760円
※2 ①+②+③=36,000円+48,000円+12,200円=96,200円
ただし、①②③は以下の通り
- ①2DAYコンボパスポート代:36,000円
- ②ホテル宿泊費:48,000円
- ③夕食バイキング代:12,200円
いずれも以下の条件で利用したと仮定
- 大人2人、子ども2人で1室(パイレーツプレミアム、ビュー以外)を利用
- 2020年2/29(土)~3/1(日)に利用
まず夕食バイキング無しのプラン料金ですが、パスポートと宿泊費の合計金額より16,000円ほどお安くなっております。
1DAYコンボパスポートの家族4人分の合計金額が18,000円ですので、2日目については1人あたり500円でコンボパスポートを利用出来る計算になります。
これはお得です。2DAYコンボパスポートつけない手はありませんね!
次に夕食バイキングつきプラン。
パスポート代で16,000円お安くなるとすると、ディナー代は1,760円お安くなります。
大人:3,660円、子ども:1,560円で夕食バイキングを利用できる計算になります。
う~ん、微妙(笑)
2DAYコンボパスポートほどのお得感は無いように感じます。
レゴランドホテルを利用するなら
- 2DAYコンボパスポート→絶対つける
- 夕食バイキング→つけてもつけなくてもどっちでもOK
と思いました。
最後に
結局、レゴランドは割高なのか?というと…
- パスポート代は高い!ただし、7日前に予約すればそれなりの価格で利用可能。
- ホテル宿泊費は普通。2DAYコンボパスポートつきのプランだとパスポート代がかなり浮く!
- 夕食バイキングは高い!お得感はイマイチだが、美味しいし子どもは喜ぶので利用するか否かはお好みで。
『レゴランドホテル+2DAYコンボパスポート』のプランを早めに予約しておけば、かなりお得です!
客観的な評価は全くできていないと思いますが、苦情とかは受け付けません(笑)よろしくお願いします。