特別展「ポケモン化石博物館」を開催中の三笠市立博物館に行ってきました!
子どもはもちろん我々親世代も大好きなポケモン。それが恐竜とコラボするって聞いただけでワクワクしませんか?
現在は北海道で開催中の「ポケモン化石博物館」ですが、これから全国の博物館を巡回するとのこと。
展示内容やグッズ、混雑状況、今後の開催予定などをまとめましたので、興味のある方は是非チェックしてみてくださいね!
ポケモン化石博物館とは?
ポケットモンスターに出てくる"カセキポケモン"(カセキから復元されるポケモン)を実際の化石・古生物と見比べてみよう!という企画。
今回私たちが訪れた三笠市立博物館(北海道)をかわきりに、全国の博物館を巡回予定とのことです。
現時点では、以下の4カ所で開催が決定しています。
会場によって出てくるポケモン・古生物が違うらしいですよ!
↓ 詳細はこちらをご覧ください。
↓ 2022年2月追記 上野・国立科学博物館の予約情報はこちら
ポケモン化石博物館@三笠の体験レポ
では、実際の会場の様子をお伝えしていきます。
そんなに大きい会場では無いので「ポケモン化石博物館」は30分程度、博物館全体を見ても1~2時間ほどあれば十分だと思います。
展示内容
アンモナイトの化石がずらっと並ぶ古生物コーナーの奥に「ポケモン化石博物館」の会場がありました。
早速入ってみることに。
会場に入って直ぐの所にあるのはガチゴラスというポケモンの骨格イメージ。
因みにガチゴラスはこんなポケモン。ティラノサウルスっぽいポケモンです。
こちらはアンモナイト。
アンモナイト化石と現生のオウム貝、トグロコウイカというイカの仲間を見比べるコーナーがありました。
系統的にはアンモナイトはイカとオウム貝の間に位置する生き物なんだとか。
こちらはトリケラトプスのような角竜をイメージしたポケモンです。
やっぱりこういう博物館に行くと、正面や裏側など図鑑では見られない方向から恐竜の骨などを見ることができるから良いですよね。
このようなポケモンと恐竜を見比べるパネルが他にもいくつかありました。
ティラノサウルスの頭骨もあって、こちらも色んな方向から観察してみました。
ポケモンのゲーム内でプテラに再生することができるアイテム「ひみつのコハク」が、本物の虫入り琥珀と共に展示されていました。
どうしてもパネル関係は子どもと一緒だとあまり読めないのですが、個人的にはこういったポケモンの小話が気になりました。
本当の恐竜も羽毛がついたり時代と共に復元された姿が変わってますもんね。
そういう設定がポケモンにもちょいちょい反映されていて面白いな~と感じました。
「ポケモン化石博物館」の会場外もなかなか見ごたえがあります。
もともと三笠市立博物館は「日本一のアンモナイト博物館」として知られている施設で、アンモナイトはじめ古生物関係の展示がかなり充実しています。
是非ともポケモン化石博物館と併せて常設展の方も見ていただきたいです。
あとは廊下にモンスターボールが貼ってあったり、
博物館の外には「ポケふた」と呼ばれるマンホールがあったり、ささやかな演出にもテンションが上がりました。
三笠市立博物館には過去に何度か訪れたことがあったのですが、ポケモンの話と絡めることによっていつも以上に興味を持って観覧することができました。
私自身初めて気づいたこともあり勉強になった1日でした!
オリジナルグッズ
我々は以下の5つのアイテムを買いました。
- ぬいぐるみ 発掘ピカチュウ 2,310円(税込)
- ぬいぐるみ カブトプス 1,210円(税込)
- ぬいぐるみ メッソン 1,320円(税込)
- Tシャツ ポケモン集合フリーサイズ 3,520円(税込)
- 図録 1,980円(税込)
カブトプスとメッソンはポケモン化石博物館限定ではなさそうですが、子ども達が欲しがったもので…。
絶対買って欲しいのは図録です!
ポケモン化石博物館のパネルの内容が全て網羅されているのに加え、展示では見ることができなかったポケモン&古生物の情報もゲットできます。
子どもと一緒だと博物館ではなかなかパネルを読めなかったりするので、この図録で帰宅後にじっくりと読めるのは有難いです。
因みにグッズの購入は現金しか使えませんのでご注意ください。
グッズの内容は公式サイト(https://www.kahaku.go.jp/pokemon/)に載っています。
どの会場でも同じものを販売するみたいです。
混雑状況
土曜日の10:30~12:00くらいの時間帯に行ったのですが、完全予約制(来館日のみ、その日に関しては時間指定はなし)だったこともあり思ったほど混雑はしていませんでした。
「ポケモン化石博物館」の会場にはそれなりに人はいましたが、写真を撮ったりパネルを読んだりストレスなく楽しむことができるレベルです。
チケット購入、プテラとの写真撮影、グッズ購入のいずれも待ち時間はほぼ0でした。
そんなに大きい博物館では無いので、お手洗いは少し混んでたかな~。
コロナ対策
新型コロナウイルス感染防止のために以下の対策がとられていました。
- 完全予約制
- 入館時の検温&手の消毒
- 展示品お触り禁止
- グッズの販売方法を工夫
上の3つは結構よくある感じですね。
もともとアンモナイト化石を触れる系の博物館だったのですが、現在は全ての展示品がお触り禁止となっています。
そして、グッズの販売については以下のような方法がとられていました。
- ショーケースに並べられたグッズのサンプルを見る
- 買うものが決まったら注文票にチェック
- 入館時に貰った「お買い物整理券」と注文票をレジへ
- レジにて現金とグッズを引き換え
少し寂しいような気もしますが、物販コーナーも混雑しないし不特定多数の人が触ったものを買わずに済むので安心ですよね。
ポケモン化石博物館@三笠の補足情報
予約方法やチケットの購入といった皆様が気になるであろう情報をまとめました。
予約方法について
「ポケモン化石博物館」の観覧有無に関わらず、開催期間中の入館には事前予約が必要です。
以下のページから予約できます。
[重要]入館予約ページ(令和3年7月4日~9月20日) | 三笠市立博物館
詳しい予約スケジュールおよび予約状況は入館予約ページからご確認ください。
私がチェックした限り予約難易度はこんな感じでした。
- 日曜日・祝日:予約開始後すぐ埋まる
- 土曜日:日・祝ほどではないが早目の予約がマスト
- 平日:当日予約でも入れる場合が多い
実は、予約開始日6/21(月)の8時59分(予約開始1分前)からスタンバっていたのですが、初日の7/4(日)分は既に予約できませんでした。
ただし、これは三笠市立博物館の場合。
予約の要否・方法は開催される博物館によって異なります。詳細は各博物館のホームページをご確認ください。
↓ 2022年2月追記 上野・国立科学博物館の予約情報はこちら
料金について
チケットは当日に窓口で購入します(現金のみ)。
「ポケモン化石博物館」開催期間中の入館料は以下の通りです。
- 一般:700円
- 小中学生:400円
- 未就学児:無料
「ポケモン化石博物館」分が上乗せされて、普段より250円高い設定となっています。
JAFの会員証を持って行くと90円引き(小中学生は30円引き)になります。
周辺施設(三笠市文化芸術振興促進施設・三笠鉄道記念館)の入館料もセットになった3館共通券などもありますので、気になる方はホームページまたは窓口でチェックしてみてください。
料金についても開催される博物館によって異なりますので、詳細は各博物館のホームページをご確認ください。
写真撮影について
三笠市立博物館の場合は、三脚や自撮り棒を使わなければ自由に撮影OKです。
撮影した写真のSNSへの投稿およびブログへの掲載に関しても個人利用の範囲であればOKとのこと。
※いちおう博物館に問い合わせました
撮影の際は周りのお客さんの迷惑にならないように節度を持って行いましょう。
三笠市立博物館の設備について
子連れ家族が気になる設備としては以下のものが用意されています。
- 多目的トイレ1基
- 休憩スペース(自販機・パイプ椅子あり)
- 敷地内前面禁煙
多目的トイレにはベビーシート・おむつ替えベッドあり。補助便座は無かったかな。
休憩スペースでは飲食可能ですが、個人的にはおすすめしません(常時ビデオが放映されていて人が多いため)。
我が家は車の中で飲食することが多いです。
※近所に飲食店が無いので自宅近くのコンビニで買っていく
ポケモン化石博物館@三笠まとめ
「ポケモン化石博物館」想像以上に見ごたえがありました!
恐竜関連の展示ってそれだけで十分面白いのですが、大好きなポケモンと並んでいることでよりワクワク感が増しますね。
子ども達もいつも以上に熱心に見ていました。
カセキポケモンにまつわる設定が実際の古生物の生態などを反映している部分が多いので、より興味を持ちやすいのかなと思います。
三笠の場合はアンモナイトを中心に通常の展示も充実しているので併せて見て欲しいです!
実は今回、全部は紹介しきれていないのでお近くの方は是非☆
同じ「ポケモン化石博物館」でも会場によってそれぞれの色がありそうなので、それもまた楽しみですね( *´艸`)
↓ 2022年2月追記 上野・国立科学博物館の予約情報はこちら