そのカッコいいデザインから、小学校低学年の子ども達を魅了してやまない
『ドラゴンドリル』をご存知でしょうか?
実は、我が家の長男も年長の時に入学準備用として購入。
全部終わったあともう1回同じものを購入するくらいハマりました。
カッコいいもの(とくにRPGの世界観)が好きな子にはおすすめです!
- ドラゴンドリルってどんだけカッコいいのか?
- 子ども達が夢中になる仕掛けとは?
- 教材としてはどうなのか?
今回はこの辺りをレビューしてみたいと思います。
※おことわり※
こちらは2020年5月に書いた記事を、2022年1月に追記・修正したものです。
前後の記事と子どもの年齢などが異なりますのでご了承ください。
- 「ドラゴンドリル」の概要
- 「ドラゴンドリル」への我が子の食いつきは?
- 「ドラゴンドリル」に子どもがハマる理由
- 「ドラゴンドリル」教材としてはどうなのか?
- 「ドラゴンドリル」のラインナップ
- 「ドラゴンドリル」まとめ
「ドラゴンドリル」の概要
学研プラスが出している小学校低学年向けのワークです。
ご覧のとおり、表紙にかっちょいいドラゴンが描かれています。
表紙やドリル中に出てくるドラゴン達、
全てゲーム業界で活躍するイラストレーターさんの描き下ろしなんだとか。
我が家は「小1 けいさんのまき」と「小1 かん字のまき」の2種類を購入しました。
その他に「文章読解のまき」ってのもあるみたいですね~。
「ドラゴンドリル」への我が子の食いつきは?
幼稚園がコロナで休園になったときに「小1 けいさんのまき」を購入。
カッコよかったから買ってはみたものの、当時年長さんだった長男には難しいかな~と思っていました。
正直、最初の数ページで飽きちゃうんじゃないかなって。
しかし、なんと…全部やりきってしまったんです。
もちろん難しかったんで相当親もサポートはしたし、期間も要したんですけどね。
その後「もう1回ドラゴンドリルがやりたい」と言うので
「けいさんのまき(2冊目)」と「かん字のまき」を買うことに。
追加で買った2冊については、最近は学校に提出するノートに問題を書き写して繰り返し使っています。
長男の小学校の家庭学習は自学(自主学習)がメインなんです…。
しかし、いくらカッコいいからってそこまでハマるもん?
という訳で、ここからはドラゴンドリルの魅力を分析していきたいと思います!
「ドラゴンドリル」に子どもがハマる理由
さすがに、ちょっとイラストがカッコいいだけじゃ子ども達の心はつかめないでしょう。
実は「なるほどね~」と感心してしまう仕掛けがあったりするのです。
一味違う「ご褒美シール」システム
1回分問題を解き終わると、ご褒美にシールを貼ることが出来ます。
別に「ご褒美シール」自体は小さい子向けのドリルにはよくあるシステムですよね。
ただ、ドラゴンドリルの場合、ご褒美シールのシステムがちょっと変わっています。
シールを6枚集めるとドラゴンが1匹復活するというシステム。
ドラゴンは全部で5匹。後になるほど強え奴が出てきます。
シール自体もキラキラしていてカッコいいです。
通常ご褒美シールなんて、小学校入学前には効力を失っているものなんですが、
- 「ドラゴンを復活させる」というコンセプト
- キラキラした特別感のあるシール
によって小学生達にもウケるようになっているのでしょう。
全ページRPGの世界観
表紙やシールだけでなく、ドリルそのものもRPGを意識したデザインになっています。
イラストがRPGモチーフなにに加え、ページの隅の方に「ドラゴンのひみつ」なんかも書いてあってちょっとテンション上がりますね♪。
おまけの下敷き
おまけとしてドラゴンの下敷きが付いています。
この下敷き、男児にとっては相当魅力的なようで次男も欲しがってしまい一時大変なことになりました。
いわゆるプラスチックの下敷きではなく、厚紙ですけどね(笑)
長男は大事に使っています。
「ドラゴンドリル」教材としてはどうなのか?
子どもにとって魅力的なのはわかったけど、肝心の教材としてのレベルはどうなの?
親としては気になりますよね。
という訳で、ここからは「小1けいさんのまき」「小1かんじのまき」の問題についてレビューしていきます。
「小1 けいさんのまき」について
収録されている内容はこんな感じ。
- 数の練習
- 簡単な足し算・引き算
- 繰り上がりあり・繰り下がりのある計算
- 100までの数の計算
小1の計算を一冊で網羅しています。
そのため、90ページ近くあります。
文章問題もあります。
計算手順などの説明は丁寧な印象です。
途中、迷路などのお楽しみ要素が盛り込まれた問題もあります。
学校の教科書の内容については、この1冊で十分対応できると感じました。
ただし、あくまでも基本的な内容をしっかりやらせるタイプのドリルなので、ちょっとひねった応用問題などにもチャレンジさせたいという方には物足りなく感じるかもしれません。
逆に、学校の授業がちゃんと理解できるように家庭学習でフォローしてあげたい場合には良いドリルだと思います。
「小1 かん字のまき」について
かん字のまきは、基本的に文字の練習⇒その文字を使った文章問題を繰り返す構成になっています。
隅の方で軽くドラゴンがしゃべってはいるものの、他にイラストがあるわけでもなく、RPGを意識した文章になっている訳でもなく、中身はごくごく普通の真面目な漢字ドリルです。
「けいさんのまき」に比べるとドラゴン色は薄めかな~
でも、教科書には(多分)出てこないような、子どもにとっては少し難しめの言葉も問題に出てくるので語彙を増やすには良いな~と思いました。
最近は「かん字のまき」に出てくる文章を漢字ノートに書き写して勉強しています。
こちらもたまにお楽しみ問題があります。
「ドラゴンドリル」のラインナップ
小1~小3までそれぞれ次の3種類が用意されています。
- 計算のまき
- 漢字のまき
- 文章読解のまき
小2用はこんな感じ。
小3用はこんな感じ。
そのほか、「アルファベットとローマ字のまき」ってやつもあります。
基本的な問題がしっかりと網羅されているので、個人的には小2用、小3用も買ってみていいかな~と思っています。
「ドラゴンドリル」まとめ
ドラゴンドリルが子ども達を惹きつける理由はこんな感じかな~と思います。
- カッコいいイラスト&世界観
- 「ドラゴン復活」というご褒美シールのコンセプト
- おまけの下敷きもカッコいい
ぶっちゃけた話をすると、うちの子の場合はハマったと言っても、ガツガツ1日に何ページもやるって感じではありませんでした。
(アマゾンとか楽天の口コミをみるとガツガツやったってお子さんも多いみたいですが…)
でも、ドラゴンを復活させたいモチベーションはあるので難しい問題があってもコツコツと取り組んでいました。
お子さんが楽しめる家庭学習の教材をお探しの方は候補の一つにされてみてはいかがでしょうか?。