今回は学研の『さわって学べる算数図鑑』をレビューしたいと思います。
長男(小1)が誕生日プレゼントとしてジジババにリクエストして買ってもらった図鑑です。
図形、掛け算、分数といった少し大きい子向けの内容も収録されているのですが、仕掛け絵本みたいになっていて小さい子でも興味をそそられるビジュアルでした。
内容を理解できているかはさておき、5歳の次男も一緒になって楽しそうに読んでいます。
いわゆる「問題の解き方」を覚えさせるのではなく、本質的な部分を見て・さわって理解させようとしているのが特長の図鑑です。
確かに算数って「よくわかんないけど、とりあえず言われた通りに解いとこう」みたいなありがちですもんね。
では『さわって学べる算数図鑑』の内容や子どもの反応等についてまとめていこうと思います!
『さわって学べる算数図鑑』の概要
監修:朝倉仁
発行所:株式会社 学研プラス
以下の内容が収録されています。
- たし算・ひき算
- 図形・立体
- かけ算・わり算
- 分数
全17ページ。全てのページが仕掛け絵本のような作りになっていて、手で動かしたり組み立てたりしながら算数を学ぶことができます。
なんと、しかけの数は100以上!
『さわって学べる算数図鑑』を読んでみた
では、実際に中を見てみた感想などをレビューしていきたいと思います。
難易度は?
表紙カバーに「小学校低学年から楽しく学べます」と書いてあるように、小1の息子にも十分理解できるように書かれていました。
漢字には全てふりがながついています。
説明文も子どもでもとっつきやすいように語り掛けるような文章で書かれていました。
かけ算や分数などもじっくり読めば小学校低学年でも理解できるんじゃないかと思います。
うちの息子がどこまで理解しているかは知らんけど…。
図形のページなどは未就学児でも十分楽しめますし、繰り返し遊ぶうちに少しずつ理解していけるんじゃないかな~と思います。
まあ、あまり小さい子だと絵本の仕掛けを壊してしまう恐れがありますが(笑)
内容は?
全体的にとてもよく工夫されているな~と感じました。
まず注目すべきは図形のページ。
展開図から立体を組み立てることができます。
こういったページがこの図鑑には沢山あるのですが、カラフルな見た目も手伝ってか子ども達はかなり興味を示していました。
図鑑から完全に取り外せないのも、個人的にはポイント高いです。
付録みたいに取り外せてしまうものだと、どこかいったりグチャグチャになったりするので長く楽しめませんからね。
かけ算や分数に関しても手で動かせる仕掛けが採用されており、視覚的に内容を理解できるので見事だと感じました。
↓ こちらから少し試し読みができますよ♪
さわって学べる算数図鑑|数ページ読める|絵本ナビ : 朝倉 仁 みんなの声・通販
見てワクワクするようなビジュアルなのでオモチャで遊ぶような感覚で楽しめると思います。
子ども達の反応は?
とにかく仕掛けをさわって遊ぶのが楽しいみたいです。
特に、図形や立体のページは食いつきが良かったですね。
多分理解はしていないんでしょうが、次男は分数のページもお気に入りで仕掛けを動かして遊んでいました。
軽く補足説明もするんですが、それはあんまり聞いてくれません(笑)
長男に関しては、最近かけ算に興味を持つようになりました。
まだ九九は覚えていないのですが、かけ算の仕組みは理解したようで3×2とか3×3とか比較的小さい数のかけ算は出来るようになりました。
また、「9×9は本当に81になるのか?」と疑問を持ってブロックを使って検証したりしていましたね。
個人的には九九や公式の暗記以上に、本質的な部分を理解することが重要だと思っているのでこの図鑑は買って良かったと思っています。
『さわって学べる算数図鑑』は算数の先取り学習にピッタリです
私自身は先取り学習ってそこまで興味が無い方なのですが、子どもが興味を持って自主的学んでくれる分にはアリかな~と思っています。
あんまり理解してないけど問題はなんとなく解けてしまう状況って後々の躓きにつながりそうな気がしているので、直感的に算数を理解できるこの図鑑はかなり良いと思います。
すべては理解できなくても遊ぶながら慣れ親しんでおくことで、授業で出てきたときに取っつきやすくなるでしょうし。
図鑑には「小学校低学年から」と書いてありますが入学準備や入学祝いのプレゼントとしても良さそうだなと思いました。
お子さんが数や図形に興味を持ち始めたらチェックしてみてはいかがでしょうか?。