小学校の入学説明会で、「入学前にアナログ時計は読めるようにしてください」と言われたものの我が家の長男は時計が読めず…。
さすがに少々焦りを感じたため、時計の勉強にも力を入れてみることに。
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といいつつも、今までだってドリル等を使って時計の勉強は一通りさせたはずなのですが、今ひとつ内容が定着しておらず…。
色々検討した結果、今回はスマホアプリの力を借りてみることにしました。
使ったのは『とけいのれんしゅう』というアプリ。
使い始めて2週間程度でほぼ完ぺきに時計が読めるようになりました。
という訳で、アプリのご紹介と我が家での取り組みを綴っていきたいと思います。
小学校が新一年生に求める時計の理解度と長男のレベル
入学説明会の話では「〇時〇分というのが読めるようにしてください」とのことでした。
どうやら学校生活の中では「〇時〇分までに△△してください」という指示の仕方をするようです。
一方で、「今から〇分間で△△してください」という指示は当面しないのか、「〇分間という考え方は授業でやるのでわかってなくて大丈夫です」と言われました。
とりあえず今の時刻が分かればOKみたいです。
それに対し、我が家の長男の時計の理解度はこんな感じ。
- 「3時」のようなキリの良い時刻は読める
- 分針が数字1個分動くと5分というのはわかる
小学校の求めるレベルに足りてない…というかズレがありますね。
我が家のこれまでの時計学習と問題点
何でこんな感じになっちゃったのか、我が家での取り組みを振り返ってみました。
我が家の時計関連の取り組みはこんな感じ。
- 「長い針がここに来るまでに○○してね!」など声かけ
- ゲームの時間(20分間)を自分で管理させる
- 『うんこドリル とけい』で勉強させる
長男が年中の頃、当時通っていた保育園の個人面談にて
「時刻は読めなくても時計(時間)を意識して動く癖はつけた方が良い」
という話を聞いて以来、「長い針がここに来るまでに○○する」という取り組みを開始。
その後、いつの間にかゲームの時間を管理させるようになり今に至っています。
せっかくなので、時計の読み方も覚えてもらおうと『うんこドリル とけい』も一通りやらせてみました。
ドリル自体は時計についての知識0の状態から少しずつレベルアップできる素晴らしい作りだったと思います。
でも、難易度の高い箇所は1回やっただけじゃ理解は深まりませんよね。
「〇時〇分」という半端な時間を読む問題も私が説明しながら解かせてはみたのですが、当時年中だった長男はイマイチ理解できていない様子。
幅広い問題を網羅しなければならないドリルの特性上、問題数も限られているので結局サラッと流して終わってしまいました。
たまに思い立って実際の時計を使って読み方を教えても、なかなか定着せず…。
そもそも親が時刻を意識させたい時って、大体焦ってるときなんで落ち着いて教えられませんよね(笑)
なんかこう、本当にわかるまで繰り返し練習が必要なのかな~と思いました。
アプリ『とけいのれんしゅう』を導入しました
という訳で、時計の読み方をひたすら練習できる教材をさがしていたところ「スマホアプリを使うと良い」という情報をネットで見かけたため採用 することに。
色々な時計学習アプリがあったのですが、1番シンプルでわかりやすそうな『とけいのれんしゅう』というアプリを入れてみました。
『とけいのれんしゅう』とは?
画面に表示されたアナログ時計の時刻を、4択の中からひたすら選択していくというシンプルな時計アプリです(なお、無料で使えます!!)。
正解すれば得点をゲットでき、速く答えるほど高得点となります。
10問答えてランキング入りを狙う「10もんれんしゅう」とひたすら問題を解き続ける「ずっとれんしゅう」の2つのモードがあります。
また、難易度は次の4つから選べます。
- レベル1(1じかんきざみ)
- レベル2(30ぷんきざみ)
- レベル3(5ふんきざみ)
- レベル4(1ぷんきざみ)
余計なものがなく、ひたすら時計を読む練習に集中できるのが良いな~と思いました。
難易度が選べるのも良い!。
一方で解説的なものは一切無いので、予備知識0の状態で取り組むものとしてはちょっと不向きかな~と感じました。
最初は実際の時計やドリルなどを使って軽く勉強、その後アプリでの反復練習によって知識を定着させるというのがベストだと思います。
もちろん、普段の生活の中で時計の読み方をマメに教えてあげられるご家庭、もしくは覚えるのが得意なお子さんの場合はどちらかでもOKです。
我が家での取り組み方
ちょっと前まで「ドリル4ページにつきゲームが20分できる」というルールがあった我が家。
最初は「10もんれんしゅう」1回分をドリル1ページ分とカウントしてやらせていました。
現在はルール自体を見直し中。
スマホを触れるとのことで、普通のドリルなんかに比べると比較的食いつきは良い様子。
最近は正答率もあがってきたためドリル代わりに使うことは減りましたが、習い事で時間が無い日や、長男のやる気が著しく低い日の家庭学習として使うことが多いです。
スマホでサッと出来るので、時間・やる気が無い時にも取り組みやすい!
日常生活の中でも「今何時?」と聞いたりして時計の読み方を忘れないようにしたいです。
2週間使用してみた効果
最初はレベル2の30分きざみの問題も解けていませんでした。
そして全然解けないことにいら立つ長男…。
どちらかというと長男は分針よりも時針の読み方を理解する方が苦戦している様子でした。
「分針が数字1個分進むと5分」という考え方はもともと理解していたため、〇分というのは比較的すんなり理解したようなのですが〇時というのがなかなかわからず…。
特に「3時55分」といった時刻の場合、時針が限りなく4に近づくので混乱するようでした。
私も上手く説明してあげられず「これは4時になってるのかな?」といった声かけしかできなかったのですが、繰り返し取り組むうちになんとなーく本人も腑に落ちてきた様子です。
今でもたまーに間違いそうになりますが、説明すると「あ、そっか!」と納得してくれます。
お陰様で、最近は一番難しいレベル4の1分きざみの問題も全問正解できるようになりました。
また、ある程度解けるようになってくると、クイズ感覚で楽しんで取り組めるようになりました。
アナログ時計を読む練習はアプリを使って効率アップ!
最近は時計の読み方を勉強できるドリルも沢山でているし、もしかしたら教材なんか使わなくても覚えられる子もいるかもしれません。
でも、我が家の場合は私が上手く説明できず、息子も理解に苦しんでいる様子でした。
時計学習アプリは
- レベルに合わせた問題を反復練習できる
- 色んなパターンをまんべんなく出題してくれる
- 沢山問題が解けるので、子どもの苦手な内容を分析できる
- 時間が無い時でもサッと取り組める
といったメリットがあります。
上手く活用すれば効率よく時計の読み方を習得できるので、「上手く教えられない」「なかなか覚えてくれない」とお悩みの親御さんは取り入れてみてはいかがでしょうか?