今回は「小学館の図鑑NEO+ぷらす」シリーズの新しい図鑑『分解する図鑑』をレビューしました!
身の回りの物を見て、「これどうなってるの?」「なんで動くの?」とやや難解な質問をするようになってきた我が家の長男(6歳)。
わかるようにかみ砕いて説明するとぼんやりしすぎて伝わらないし、正確に伝えようとすると難しすぎて伝わらない。
ちゃんと教えてあげたいけど、正直ちょっと疲れてきたってのも本音…。
という訳で、写真で物の仕組みがバシッとわかりそうな『分解する図鑑』を購入してみることに。
まあ、買ったのは夫だけどね(笑)
- 本格的な図鑑っぽいけど未就学児でも大丈夫?
- 逆に大きくなってからでも使えるのかな?
- 説明の難易度は?
この辺りを検証していきたいと思います。
小学館『分解する図鑑』とは?
2020年11月26日に発売された「小学館の図鑑NEO+ぷらす」シリーズの新しい図鑑です。
少し前に話題となっていた『くらべる図鑑』と同じシリーズになります。
実は『くらべる図鑑』も持っている。
[新版]くらべる図鑑 (小学館の図鑑 NEO+プラス)
このシリーズの特徴は「知識」を「実感」できるようになっていること。
例えば、普通の動物図鑑なんかだと「シロナガスクジラ 全長33.6m」と書いて終わりだったりします。
が、それを「君と比べたらどのくらい?」「学校のプールに入るかな?」といった所まで図解して、サイズ感を具体的にイメージできるようにしてたりします。
今回の『分解する図鑑』は、「身の回りの道具や乗り物、食べ物はどうやって出来ているのか実際に分解して見てみよう!」というコンセプトの図鑑のようです。
因みにお値段は1,900円(+税)です。
既に重版が決定したそうですよ!
小学館『分解する図鑑』の対象年齢は?
小学館の公式サイトによると「小学館の図鑑NEO+ぷらす」シリーズの対象年齢は「3歳~高校生以上」とのこと。
公式サイトに寄せられていたレビューを見る限りでは、小学生または小学校入学直前のお子さんに購入されている方が多い印象でした。
もちろん、それよりも小さいお子さんをお持ちの方もいましたよ。レビューで見た中で一番小さい子は4歳でしたね(2021/1/15現在)。
私が中を見て抱いた感想としては、
- 4、5歳位なら写真を眺めて楽しむことは出来る
- 説明の内容を理解できるのは小学生以降
- 大人でも面白いので長く楽しめそう
といった感じです。
詳細を以下にレビューしていきます。
小学館『分解する図鑑』を幼稚園児に買ってみました
それでは実際に中身をみて感じたことをレビューしていきたいと思います!
漢字にフリガナはある?
漢字はもちろんアルファベットにも全てフリガナがふってありました。
とりあえず6歳の長男は、全て読むことが出来そうです。
内容を理解できるかどうかはさておき。
フリガナをふりつつも普通に漢字が使用されているので、言葉の意味をイメージしやすくていいのかな~と思います。
小学生なんかだと漢字の勉強になりそうだし、語彙力も向上しそう。
一方で「かんそう(乾燥)」「ゆうどう(誘導)」「せいぎょ(制御)」といった言葉がひらがなで記載されていて、ちょっと気になりました。
何か意図があるような気はしていますが、その意図が何かはわかりません。
構成は?
ページ数は全127ページです。
『くらべる図鑑』と一緒。
以下の3部構成となっています。
- 仕組みを見てみよう!
- 原材料を見てみよう!
- いろいろな物に変身!
「仕組みを見てみよう!」は色々なものを実際に分解したような写真(場合によってはイラスト)を見ながら物の仕組みを理解するパートで、全体の7割程度を占めています。
分解しているものはパソコン、スマホなどの電気製品からはじまり、家、乗り物、大都市の地下など多岐にわたります。
編集者さんは約50点もの品を実際に分解してみたらしいですよ!
多分大都市の地下は分解していないと信じたい(笑)
「原材料を見てみよう!」は色々な食べ物や衣類の原材料を紹介するパート。
「いろいろな物に変身!」は同じ原材料(小麦、茶葉、石油など)から出来た製品を紹介するパートでした。
難易度は?
写真やイラストが大きめでリアルなので眺めているだけでも面白いです。
百聞は一見に如かず。小学館のHPから試し読みができるよ!
説明は結構詳しいと感じました。
子ども向けに特別易しい言葉が使われているわけでは無いので、幼児にはちょっと難しいかな~。
専門用語に関しては大体説明されている気がしますが、たまーに説明が無い箇所もあります。
まあ、わかんない事出てきたらネットで調べればいいんじゃないかな。
それも勉強、そういうのも大事。いまはネット社会ですからね。
小学館の人じゃないんでわからないんですけど、もしかしたらそういうのも考慮されているのかもしれませんね。
ただ、最初からネットだけだと自分の興味ある情報しか取りに行けないから、興味の幅を広げるきっかけとしてこの図鑑は有効だと思います。
子どもの反応は?
6歳の長男は自分一人で読んでいました。
分解された部品の名称くらいは読んでいたかと思いますが、動作原理などの細かい説明まではやっぱり読んでないかな~といった印象。
今の所は絵や写真をメインで楽しんでいるような感じです。
やはりちょっと大人向けに感じましたが、その分大きくなってからも使えるんじゃないかと思います。
因みに私が読んでもめちゃくちゃ面白いです!
でも、同じシリーズの『くらべる図鑑』は説明も含めかなり読み込んでいる(というか私が読まされた)ので、多分そのうち色々と読み始めると母は予想しています。
小学館『分解する図鑑』の口コミ
公式サイトや通販サイトの口コミを中心に多かった意見をまとめてみました。
参考
②Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: 分解する図鑑 (小学館の図鑑・NEO+ぷらす)
③【楽天市場】分解する図鑑 (小学館の図鑑NEO+(ぷらす)) [ 森下 信 ](楽天ブックス) | みんなのレビュー・口コミ
良い口コミ
良い口コミで目立った意見はこんな感じです。
- 大人が見ても勉強になる
- 絵や写真だけでも楽しめる
- 普段見られない部分を見ることが出来て面白い
私のように、親サイドがハマっちゃったって方も多いみたいです(笑)
小さいお子さんと一緒に絵本感覚で楽しんでいるって方も多いみたいですね。
成長と共に読める箇所も増えていくので、読む度に新たな気づきがありそうです。
悪い口コミ
悪い口コミで目立った意見はこんな感じです。
- 説明が子どもには難しい
やはり子どもにはちょっと難しいかな~という意見が目立ちましたね。
一方で説明が簡単で表面的だという意見もあったので、人によって求めるレベルも色々なのかな~と。
「図鑑で興味の幅を広げる」→「さらに知りたい部分はネットなどで調べる」って感じで深堀りしていくのが良いのかな~と思いました。
小学館『分解する図鑑』まとめ
小学館『分解する図鑑』は、大人が読んでも面白い充実した内容の図鑑でした。
普段は見られない身近なものの秘密を垣間見れてワクワクしてしまいます。
幼稚園児にはちょっと難しそうだけど、その分大きくなってからも楽しめそうです。
絵を眺めるところから始めて、段階的に内容を理解していけたらな~と思っています。
まずは私が読み込んで、息子に質問されたときに答えられるようにしておこうと思います(笑)
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