北海道に移住して初めての冬がついにやってきてしまいました。
「ゆーてまだ11月だし大丈夫でしょう」と甘く見ていたら、早速雪国の洗礼を受けてしまいました。
しかも、ワンオペ中に(笑)
11月の時点でだいぶ打ちのめされているので今後が不安でしょうがないですが、取り急ぎ近況をブログで報告させていただきます。
北海道の雪のシーズンはいつからいつまで?
一口に北海道といっても広いので、地域によってかなり差があります。
年によっても違うのですが、平均的な時期をまとめるとこんな感じですかね。
北日本の方にとっては常識かと思いますが、長期積雪(一回つもった雪が春先まで溶けずに地面を覆い続けること)を『根雪』と言うらしいです。
余談ですが、北海道では11月上旬ごろに小さな虫がフワフワっと空中を飛ぶ時期があります。
地元の人たちはそれを『ユキムシ』と呼んでいて、やつらの出現でそろそろ雪が降るな~と覚悟するようです。
北海道の雪事情は地域によって違う
北海道の降雪量は地域によって全然違うのですが、道内の知人達に教えてもらった話を総合すると上図のようなイメージかなーと思っています。
私の技量のせいで完全再現出来ていませんが…。
やはり日本海側が雪が多いんですね。
以前ちょこっとだけ住んでいた札幌も、現在住んでいる地域も道央のそこそこ雪が多いエリアに属しています。
↓実は2年ほど住んでたことあるのよ。
しかし厳密に言うと道央の中でも降雪量には差がありまして、現在住んでいる地域は札幌よりもだいぶ雪が多いそうです。
図で表現できてないのが残念過ぎる(;´∀`)
また、札幌の場合は屋内通路やロードヒーティングなども行き届いており正直不便は感じなかったのですが、今回はあまり期待出来なさそう。
なので、この冬が本格的な雪国デビューになりそうです。
私が住んでいる地域の場合
「ここに住んでるよ!」とはっきり言えないので全然参考にならないと思いますが、私の住んでいる地域の雪事情について簡単にまとめてみました。
毎年どんな感じなのか
近隣の方に聞いてみたところこんな感じでした。
11月にパラっと降りますね。
何回か降るけど本格的に積もるのは12月入ってからかな~。
また、雪道の運転が怖かった私は12月上旬に出張型の雪道教習を申し込もうとしたのですが、教習所の方からはこんな答えが返ってきました。
12月上旬ですと道路に雪が無いかもしれません。
年によって違うので何とも言えませんが、12月の4週目でしたら確実に雪があると思います。
「雪多いとは聞いていたけど意外とそんなもんなんだ。」というのが私の率直な感想。
さらにここ数年は雪が少なかったそうで、何となく11月中は大丈夫なのかな~という気でいました。
確かに3月下旬に引っ越してきたときは雪はほぼ溶けていましたし。
2020年は11月に積雪しました!
ところが!ところがですよ!
積もったんですよ。そりゃ~もうガッツリと!
写真は11月第2週の様子です。
実はその前の週にも雪が降っており(おそらく初雪)、その時も朝方うっすらとは積もっていたのですが夕方には溶けてしまうレベルでした。
「11月はこういうのを繰り返して徐々に冬になっていくのね~」なんて思っていたのですが、なんとその翌週に本格的な冬が(笑)
~以下、愚痴~
ちょうどその時夫が出張で不在でしたので、そりゃあもうテンパりました。
その日は長男の習い事の日だったのですが、運転に自信が無いため最初からサボりを決め込み引きこもるつもりでいました。
しかし!そんな時に限って次男が体調を崩し小児科に行かねばならないことに…。
仕方が無いので、小児科までタクシーで行きましたよ(笑)
ちょっと頑張ろうとも思ったんだけど色々無理だった…。
~愚痴おわり~
因みにここ数年はこんなに早く積雪することは無かったようで地元の方もちょっと焦っていました。
まあ、このあと再び気温が上がったので週末にはこの雪も溶けてなくなりましたがね。
初めて体験した積雪で気が付いた事
積雪で私が一番ビビっているのが車の運転なんですが、今回初めての積雪で色々わかったことがあったのでまとめてみます。
車を出すまでが大変
結局今回、私は車を出しておりません。
運転が怖いというのもモチロンあるんですが、実は車を出すための前準備で心が折れてしまったのです。
来月冬道教習申し込んだ。
— まつこ (@kachan_bukiyo) 2020年11月10日
でも、それまでに車出す機会が絶対あると思うのね😭
雪かきと雪降ろしから教えてほしい…🤣(笑)←無理#ペーパードライバー#雪かきも初心者🔰 pic.twitter.com/qYyzSSHEhA
タイヤが半分埋もれるほどの積雪。当然車の上にもフロントガラスにも雪がこんもり。
車の雪下ろし&車周辺の雪かきをしないと、そもそも車が出せないんですよね。
最初は車を運転して小児科まで行こうと雪かきを始めたのですが、全然終わる気配がしなくて。
「こりゃ無理だ」とタクシーを呼びました。
翌日、結局雪下ろししたんだけどね。
不慣れ過ぎて1時間くらいかかっちゃったよ(笑)
近隣の家の車が全て雪下ろしされていたので恥ずかしくなりまして。
重い雪が車に乗ってるのもどうかと思ったし。
私は適当にやっちゃったんですけどYouTubeに動画あるんですね。
結構意外な発見があって面白かったです。
積雪初日の道路が難易度高め
現在住んでいる地域でも、車道に関してはしっかり除雪してくれました。
ただし、除雪作業は深夜から早朝にかけてやっているようで雪が降った初日は当然ながら積もりっぱなしの状態。
ぶっちゃけ除雪が入った2日目以降は昼間なら私でも運転できる気がしました。
夜は凍るから無理だけど(;´Д`)
ただ、除雪前に関しては(なんやかんやで結局休園になったけど)幼稚園バスも普通に遅れるし
(なんやかんやで結局サボったけど)習い事の先生からも「道が悪いので送迎無理しないように」と連絡が来るレベル。
真冬についてはまだ体験していないのでわかりませんが、少なくとも晩秋から初冬にかけては積雪から最初の除雪までの道路が一番厄介なのかなと感じました。
あ、でもよく考えたらブラックアイスバーンとかの方が厄介な気もするわ…。
地元の人でも雪道運転が苦手な人は多い?
地元の方と話していて感じたのは、雪道運転に関して苦手意識を持っている人が意外と多そうだということ。
特に女性の場合、「冬場は出来るだけ乗らないのが一番」「昼間はまだしも朝晩の運転は絶対無理」と仰っている方も割といて…。
あくまでも、私のせまい交友関係の中でのお話ですが。
なんとなく地元の方々は雪道も慣れっこでみんな普通に運転するのかなと思っていたので、少々意外ではありました。
とはいえ、私の場合は長男の習い事の送り迎えで夜間に運転しなければならず…。
12月末の雪道教習を受けるまで休ませるわけにもいかないし、早いとこ練習しないとな~。
雪国で11月に入ったらやるべきこと
雪国で暮らしていたら普通に入ってくる情報なのですが、我が家が11月に実施した冬支度についてまとめておきます。
車のタイヤ&ワイパー交換
初雪が降った次の週末には、だいたいの家がスタッドレスタイヤへの交換を行います。
我が家は夫が自ら交換していましたが、お店で交換するご家庭もありました。
あと、私知らなかったんですがワイパーも冬用とかあるんですね。
ワイパーはホームセンターで購入できるので、こちらも自分で交換しました。
除雪道具の準備
今の時期ホームセンターに行くと除雪道具が所狭しと並んでいます。
我が家が購入したのはこんな感じ。
- スコップ(プラ素材)
- ショベル(金属製)
- ママさんダンプ
- 車の雪下ろし用ブラシ
これが完璧かどうかはわかりませんが、近隣の方も同じような物を持っているのであながち間違ってはいないのかな~と思います。
買ったもののイメージはこんな感じ。
ついでに子ども達の雪遊びグッズも購入しました。
↑ 色々買ったけどこれが一番ヒットしてました(笑)
防寒着の準備
雪国生活に備えて以下の物を購入
大人用はこんな感じ。
- スノーブーツ
- 防水のあったかアウター上下
- ニット帽・イヤーマフなど
- 防水の手袋
意外と耳とかを守ってあげた方が良いらしく(凍傷になるのかな?)、夫はニット帽や耳あてにこだわっていました。
大人用の防寒着は『プロノ』という北海道版ワークマン的なお店で購入しました。
※ご参考:作業服の通販はプロノメガストア
私のスノーブーツのみ別で購入。
↑これ私が使ってるやつで、マジでおススメ!
滑らないし、ゴアテックスだから水も通さない。
中に可愛い模様がついてて折り返しても履けます。
そして脱ぎ履きがしやすいので、抱っこ紐使用中のママにも良いですよ。
私は黒色を使用しています。
実は札幌に住んでた時も全く同じものを買って履いていました(笑)
子ども達に関しては以下の物を準備。
- スノーブーツ
- 防水のあったかアウター上下
- ニット帽
- 防水の手袋
- ブーツカバー
幼稚園から雪遊び用に準備するよう言われます。
未就学児の場合、アウターはつなぎタイプの物を着ていることが多いです。
また、かなり雪深いので靴の中に雪が浸入するのを防ぐため、ブーツカバーを用意するよう言われます。
冬場は朝の支度が超絶大変~!!
最後に
北海道での初雪を体験して気がついたことをまとめるとこんな感じ。
- 11月~12月初旬は常に積雪している訳では無い
- といっても本格的に積雪することもある
- 年によって降雪量にはかなりバラつきがある
- 11月に入ったら冬支度を!
因みに子ども達と夫は超絶ワクワクしています。
夫に関しては自分がいないときに限って雪が降るので若干イラ立ちを感じています(笑)
健康と交通安全に気をつけて冬を乗り切っていこうと思います。